本を読んでいくブログ(偏ってます)

読書記録。テーマは主に歴史、外国語学習、レシピ、手芸など。

ハプスブルク家とか神聖ローマ帝国とか1

最近、ヨーロッパ大陸の歴史の本を読んでいます。

その前はイギリス(イングランドとかスコットランドとか)の歴史を読んでいたのですが、ちらと出てくる脇役が気になってくるんですよね。だからどんどん本筋を離れて注意すべきターゲットがずれていきます。

「ちょっとやそっとでの勉強では、何もわかってこない」を座右の銘(の一つ)にしていますが、ほんとこれ。本を読めば読むほど、知らなかった自分がわかる。

知る必要があるかとか、何を知りたいと思っているかとかは別問題ですよ。

 

ドイツの歴史も、古代ローマ帝国が崩壊した後に、神聖ローマ帝国とか選帝侯がなんとかとか、いつの間にかプロイセンという国があり、バイエルン王国でルードヴィッヒ2世が綺麗なお城を建てたとか、さらにはいつの間にかヒトラーがいて戦争してた、くらいの理解しかありませんでした。

 

最初の頃に読んだ本はこれ。

名画で読み解くハプスブルク家12の物語 中野京子 光文社新書

名画の紹介をしながら、歴史の人物やイベントをコンパクトに説明してくれます。絵画とセットなのでビジュアル的にもわかりやすいし、記憶に残りやすい。

 

マクシミリアン1世、
狂女フアナ、
カール5世、
フェリペ皇太子、
オルガス伯(絵にフェリペ2世が描き込まれている)、
ルドルフ2世、
フリードリヒ大王(ハプスブルク家の人ではないが、ハプスブルク家(特にマリア・テレジア)と対比、特徴を際立たせるような存在)、
マクシミリアン(メキシコ皇帝)
 
が描かれた絵画とともに紹介されています。
 
この本で私が興味を惹かれたのは、カール5世とフリードリヒ大王。
 
カール5世は神聖ローマ帝国史上というかスペイン史上というか、(厳密にはわかりませんが)最盛期とも言える時期の統治者であったが、その人生を追うと苦労だらけで、凡人にはため息しか出ません。輝かしくも華やかにも見えない。晩年、自ら引退して修道院に篭ったというのも、納得できるというかホッとしたというか。。。
 
スペインの新大陸征服など、スペイン全体がイケイケでやってのけたのかと勝手に思っていました。しかし、当時から原住民の扱いに批判がでて、カール5世(スペイン王としてはカルロス1世)がどのように思ったか詳しくはわからないまでも、真摯に対応しようとしたという振る舞いには感動します、と同時にもう少し詳しく知りたいと思います。
 
フリードリヒ大王は、カール5世に比べて時代が近いせいか多少のことは知っていましたが、ちょっと興奮したのが、啓蒙主義君主フリードリヒ大王に心酔する他国の統治者が何人かいたということ。ロシアのピョートル3世とか。
オーストリアマリア・テレジアがロシアのエカチェリーナじゃなかったエリザベータと組んでプロイセン相手に7年戦争を始め、プロイセン危うしとなっていたところ、ロシアが代替わりして帝位に就いたピョートル3世が戦争から引いてプロイセンを救ったとかいうエピソード。
この辺ももう少し詳しく知りたいです。
 
ハプスブルク家は、数え方にもよりますが、600年近く神聖ローマ帝国(最後の方はオーストリア帝国)などの帝位を保持したということで、興味尽きないです。既にたくさんの本が出ているので、読むだけで順番に詳しく知っていけるのも魅力。