『悲しい歴史の国の韓国人』宮脇淳子
この本について記事を書こうと思っていたのですが、数日、動けなかった。
多少、忙しかったとか外的な理由もあるのですが、一番の理由は、ちょっとやそっとでまとめられなさそうだったから。
しかも、マインドマップの本を数冊並行して読んでおり、この本もマインドマップでメモ取りながら読み進めました。
マインドマップの書き方そのものがまだ下手なのでしょうが、書き取ったメモの量が半端ないので、これをまとめる?と途方に暮れてしまいました。
でも冷静に考えると、もしマインドマップ・スタイルでメモ取っていなかったら、文章丸ごと書き写しとかもっと多くしていただろうし、それを見直すという作業はもっと大変なはず。
マインドマップのポイントの一つに、キーワードだけで書いていくというのがあるんですが、私はまだ未練がましく文章で書き出してしまいマインドマップにしているので、本来あるべき姿のマインドマップよりも見直しにくいことになっていると思います。
キーワードだけでメモ取っていくって、ちょっと勇気いるなあなんてことも思ってます。
ああ、マインドマップについてはまた別の記事で書いていきます。
著者の宮脇淳子先生はモンゴル史専門らしいのですが、なぜ韓国の本を書いたかという理由を前書きで説明がありました。高麗はモンゴル支配下にあったというつながりです。
ここでまた、「うわー、何も知らなかったんだな」と思ってしまいました。朝鮮半島の歴史は白村江の戦い、朝鮮出兵、日韓併合、朝鮮戦争といったキーワードをあげられる程度、詳細は雑学程度しか知りません。そもそも高麗がモンゴルとどうしたとかすら知りませんでした。
第一章は概略。
第二章で高麗とモンゴルの支配についてと李氏朝鮮
第三章では李氏朝鮮の内実
第五章で日露戦争
第六章で満州事変
第七章で日本統治
第九章で反日について
朝鮮半島の歴史についてはほとんど白紙状態でしたが、読みやすかったし、話の流れにも無理がない感じで読めました。
歴史の本で(私が使った教科書がそうだったと思うのですが)、一つの文に詰め込みすぎなのか、文章がもう何をいってるのかわからない時があり、これがわからない私は頭が悪いのかと思っていました。今では、私の頭も良くないけれど、それでもわからない文章書いてる方がもっと悪いと思うようにしてますが。
そういうわけで読んでわかりやすい歴史の本に出会うと、それだけで嬉しくもあり、「ほらね(、悪いのは私の頭じゃない)」といってやりたい気もしてきます。私の気持ちは置いておいても、歴史って面白い!と自然に思えてきます。
ここでこの本の内容をまとめるなんて、たいそれたことはしません/できませんが、この本を読んでもっと知りたいと思ったのは、日清戦争のことです。
日露戦争のことは、「坂の上の雲」を読んだ時にちょっと調べたりしてました。日露戦争にフォーカスしていると日清戦争はあんまり大した出来事でなかったように思えてたのですが、日清戦争の意味とか影響とか軽んじていいようなものではないようです。
日韓併合などについて宮脇先生が数冊、おすすめ本を紹介されてましたし、宮脇先生の
朝鮮半島についての本が他にもあるのでさらに読んでいきたいと思います。
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