本を読んでいくブログ(新)

読書記録。テーマは主に歴史、外国語学習、レシピ、手芸など。

『3本線ノート術』『3本線ノートで驚くほど学力は伸びる』橋本和彦 

昨年、日本に帰国して、存分に本を読みたかった長年の恨みを晴らすべく、たくさん本を読みました。まあ、「たくさん」というのは相対的に言えば、ですが。

知りたかったこともたくさんあり、読みながらノートもたくさん取りました。

まとまった量の日本語を書くことも久しぶりで、書いてる最中の顔は(急いでて)鬼のようだったかもしれませんが、達成感や爽快感も味わいました。

 

ですが、たくさん書き取ったノート、どうしようということになり、また読み返すの?と自問して、バインダー2冊パンパンになったルーズリーフをすべてスキャナーに通してデータ化してから、廃棄しました。

捨てることはなかったかもとは思いましたが、とっておいても何もしなかったと思います。眺めて達成感は味わい直せるかもしれませんが、なんかこう、具体的に?現実的に?そこから何かする、できるとは思えなかったんです。

何度か見直した時に、何を思ったかって聞かれたら、「ペン習字とか、やってみようかな、だった」と答えたかもしれません。

そのスキャンしてつくったPDFデータは、見直すことがあるかどうかわからないんですが、まあ、何も残さずに丸ごと廃棄する勇気がなかったので、ワンクッション入れたという感じです。このままそれを見直さなくても困ることは何もない。。。

 

そのあと、一ヶ月日本を離れ、最低限以上の日本語ともしばらく離れていたのですが、1月1日に日本に帰ってきて思ったのは、「今度はもっとうまくやる!」です。

本を選ぶ、速く読む、内容をメモる、まとめる、読んだ本や読みたい本を記録管理する、似たような本などとつなげていくといった作業をもっとうまくやりたい、と。

 

本は変わらず、ほとんどを図書館頼みですので、読む順番や、読める時期など多少制約を受けてしまいますが、それでも混乱することなく読んでいきたい(+上記の周辺作業をこなしていきたい)という目標が明確になったのです。

 

本を速く読むのは速読をマスターするしかないのかなあとか、オーディオブックにしてみるかとかあれこれ考えました。

でも素直に「読書法」をキーワードにして検索すると、マインドマップや各種ノート術、手帳術、仕事術、整理術などなど出てきました。

その辺の本を今、重点的に読んでいる最中ですが、この「3本線ノート術」もその時に見つけました。図書館からこの本を借りてくる前に、ネット検索で、この「3本線ノート術」が紹介されているページを見つけ、大体のところは予習できていました。

 

    

TODOリストでは「やったか」「まだやってないか」しか管理できないとあり、これは自分でも思っていたことなので、納得できました。

 

私は数年前はToDoリストマニアでした。アプリ利用で。

ToDoリスト、あれはあれで面白かったんですが、項目が増えてくると、なんのためにこの作業をしているのかよくわからなくなってきたりします。それでもリスト全体を信頼して、その予定を入力した自分を信頼してこなしていけばいい(はず)なのですが、楽しくToDoリスト管理やってた時期を過ぎてしまうと、もう放置されっぱなし。。。になってしまったので、きっぱりやめました。

ToDoリストにもメモは書けるんですが、アプリだと、そのメモを見るのに大抵ワンクリック以上必要です。もうそれで見るのが面倒だし、そもそも書き込むのも面倒です。

前置き長い。。。

 

3本線ノート術だと、1項目ごとに見開きでページを取る。

やったかどうかだけでなく、どうやったか、どうなったかを書き込んでいける。後日振り返ってそこから学ぶこともできる、記録にもなる、といったメリットがあります。TODOリストだと2次元だったのが、3本線ノートだと3次元管理できるとかそんなイメージ。

 

じっくり取り組むべき項目向けといっていいですかね。

(具体的な方法については、本をご覧になってください)

 

たとえば読書ノート。

書き取るのはどうとでもできるんですが、見直した時に書き込みたいことはどうするか、どこに書くか、そこから後日するべき項目とかを目立たせたい時、後から見直す時にどこを見ればいいかなどが決まっていてほしい、決めてしまいたいと思ってます。

そのへん、3本線ノートならうまく扱えるようです。その辺は想像しただけでもうまくできそうですし、ワクワクしてきます。

ですが、見開きページに1項目ふりあてる、というのがなんとも度胸が必要かと。。。まだ実際に試してないのでなんとも言えませんが。。。

 

 勉強するとき、何をするかがわかる、自分がどのくらいできるのか、できたのかがわかる、、、自分の管理をする、自分の監督になる、とかいった感じでしょうか。

 

でもこれ、進学塾の先生である著者が、できる子供たちのノートを見せてもらいながら編み出した方法というか、共通項を拾うとこうなるというノート術、勉強術なんだそうです。おそるべし子供たち。

 

私が読んだのは『3本線ノート術』が先ですが、先に執筆されたのは『3本線ノートで驚くほど学力は伸びる』の方だそうです。子供の学習法として本を出したら大人からも反響が多かったのにびっくりして、ビジネスや資格試験などにも使えるということに気づき、一般向けという形で『3本線ノート術』にまとめたそうです。

 

今、マインドマップで読書ノート作っているのですが、マインドマップをを見直しながら、この3本線ノートみたいに書き込み入れたり見直したりしていけたらいいんじゃないかなと思ってるんですよね。それだとちょっとノートの大きさが足りなくなるのが問題。。。

 

 

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