『英語ができない私をせめないで』小栗左多里 大和書房
『ダーリンは外国人』シリーズで楽しませてくれた著者の、英語遍歴。
英語の勉強法といったジャンルのものですが、内容は、
英語ができない状況説明
勉強できない状況説明
試したスクール体験記
続けている勉強法
かな。
「ダーリンは外国人」シリーズでは、体験談や漫画そのものを楽しみました。それ以上のことは考えなかったですが、この本を読んでちょっと著者に興味を持ちました。
この本を読み進めると、
「普通、こう言う本は英語ができるようになった人が書くのでは!?」と悩めるお姿が漫画であり、それを見た途端、「あ、そうなのか。この本読み進めても(著者は)できるようにはならないのか」とクスッと笑ってしまったり。
そして、「さあ、ここからいいわけですよー」の文章に笑ってしまって気が付いた。本当にそのあとは英語が、勉強ができない言い訳が!!
本当だ。読んでも読んでも、実は言い訳だったり、不合理な学習環境、体験の説明だったりで、英語がどうしたと言う話そのものは全く(といったら言い過ぎなので「ほとんど」と訂正します)進展しない。。。
そこで、ふと我にかえりました。
あれ、でも、どうしてこれ、面白いんだろう?
と。
私が同じテーマで書いたら、多分もっと嫌な文章になると思う。少なくとも、面白くはないと思う。自信ある。
でも、この著者が書くと、楽しいではないか〜!!
なぜだろう〜、なにがちがうのだろう〜。
なにこの不思議な魅力?魔力?
著者の本職の漫画作品、ジャンルも何も寡聞にしてわからないけど読んでみようかなと初めて思いました。漫画描くのは辛い作業だとあったけど。。。。
少しマジに内容について
2004年発行の本なので、古い情報もあるかもしれないけれど、著者が試した英語の勉強本やサイトのリストがコメントとともにリストアップされてます。
全てチェックしていませんが、English Through Pictures Book とか挙げてあり、懐かしい!!と一人で感激しました。このシリーズ、昔よく見かけましたよね、本屋で。今もありますかね。
英語は手に取ったことないですが、このドイツ語とスペイン語を昔、読んでいました。最初の方の何ページかはイラストも文章も覚えてるんですけど、後ろの方はどんななのか、実は見たことないかも、と思えるくらい何も覚えていません。
『サブリミナル英会話』と言う本が紹介されており、これは日本語で書かれた本(どう言う内容で書かれているのか、今わかりませんが)ですが、単語やフレーズが、それに続くかっこの中に英語で書かれており、サラサラ読みながら、英語の単語や言い回しを覚えると言うか見慣れていくと言うかそういう狙いの本らしいです。
以前、そういったスタイルのスペイン語の本を新書(なに新書だったかな?)で読んで、結構気に入ってましたので、英語でもそう言うのがあれば読んで見たいなと思いました。著者にはあまり好きじゃないスタイルの勉強法だったそうですが。
他、インターネットの英語勉強サイトやラジオの語学番組なども説明やコメントとともに紹介されてます。
先日、文豪の文体で笑わせてもらいましたが、私も文章の書き方、少しはよくしていけるように勉強する必要あると痛感しています。まずは小栗左多里さん研究から?
つづいて、小栗左多里+トニー・ラズロ共著の『ハワイで大の字』も読んだので、ここに一緒に紹介しておきます。お気楽によんだのでメモも取ってないし、感想をちょいちょいっとだけ。
しまった、名前を思い出せない!!のですが、個人所有の島があり、島民に他の場所との交流を制限しているらしいのですが、そこの生活などに興味はあります。いって見たいとまでは思いませんが、体験談とかあれば面白そうです。
食べ物のイラストが上手い!
同行した編集者さんが面白い(こちらも名前が思い出せません。失礼しました)
今、本のリンク貼るためにアマゾンのサイトで検索したら、イタリアやフランスでも大の字になってるそうです。本、探してみる!
人気ブログランキングに参加してます。
クリックくださ〜い