本を読んでいくブログ(新)

読書記録。テーマは主に歴史、外国語学習、レシピ、手芸など。

『本当は怖ろしい韓国の歴史』豊田隆雄 彩図社 2016

 

ボリュームはありますが、 読みやすかったです。

著者は現役の高校教師、韓国からの留学生からの質問だったか挑発的発言に応えるべく韓国の歴史を学び直したとか。この本はそのまとめでしょうか。

 

私も最近、宮脇淳子氏や倉山満氏の本や動画などで東アジア、韓国、中国の近現代史を読んだり見たりするまでは、韓国の歴史と言ったら、白村江の戦い、そこから飛んで下手したら日韓併合までよく知らないという有様でした。韓流ドラマなどは見てないので、平均的な人よりも知らなかったと言ってよかったくらいだと思います。

 

あ、秀吉の朝鮮出兵元寇朝鮮半島経由で来た、くらいは知ってたか。

 

この本で初めて知ったわけではないのですが、朝鮮半島の歴史をざっと読んで「こんなことも知らなかったのか」と一番驚いたのは、かつてモンゴルの支配下にあったということです。韓国と言ったら焼肉をイメージされるムキもありますが、少なくとも日本よりは肉食の歴史は長く、はやくから慣れ親しんでいたそうです。

 

隣国だけあって日本との関わりが少なからずあるので(控えめな表現)、知っておくべきだと思います。