『日本一やさしい天皇の講座』倉山満 扶桑社新書
天皇に関連する本を数冊まとめて読みました。主に歴史です。
読んでから少し間が経っているので読書ノート見てみますと、最近行われた御譲位や上皇という存在、ひいては皇室制度(古くは「朝家」と言ったそうです)について、過去にはこんなことがありましたという具合に歴史を振り返る感じの本と言っていいでしょうか。
今回のご譲位の前は二百年ほど前、江戸時代の光格天皇が仁孝天皇へのご譲位だったそうです。二百年ぶり!
倉山満氏の歴史の本は、楽しく読めるのですが、実は内容盛りだくさん、という。。。
読んでるときはスラスラと読んでいるのですが、取ったメモを後から見直すと、これをどうしてあんなに楽しく読めたのか?と途方にくれます。はしょりながら書いたメモですらその有様です。
著者が凄すぎるのか、私がダメすぎるのか。。。
ご譲位その他最近の皇室に関する展望などに関して話題に上がった「生前退位」という言い方がどうの、「死後退位」はありえんとかいうことも、過去にはありました、という説明で終了。
旧皇族が即位できるのかという件も過去には例がありましたという実例をあげて終了。。。という感じで、うーん、歴史を知らないと不必要な議論が生じるのかと。。。
私はこういうことを知らなかったのでテレビなどで論争を見て、遅れて倉山氏の本読んで納得で終了、ですが、倉山氏に限らず、こういうことに詳しい方はリアルタイムで不必要な(?)論争を見て、どう思われている/たのか。。。