本を読んでいくブログ(新)

読書記録。テーマは主に歴史、外国語学習、レシピ、手芸など。

あけましておめでとうございます

2020年、あけましておめでとうございます!

 

12月中は、旅行の1ヶ月でした。

航空券の都合で、日本に12月31日の深夜に帰ってきました。

その日のうちに自宅には帰れないので、空港のそばのホテルで年を越しました。

いえ、正確には、空港の、ホテルの送迎バス乗り場の待合室で年を越しました。

 

それほど混んでなくて快適なフライトでした。

混んでいないと、こんなに雰囲気違うのかということに驚きました。

何と言っても喧騒感がなかった。

 

エコノミークラスの前から3列目くらいでしたので、降りるときもスイスイでした。

すぐに降りれると、ターミナルでトイレに入ってもこれまた並ぶこともなく。

 

機内映画は、「アルキメデスの大戦」を視聴しました。

じつは、行きでこれを初めて見て、もう一度見たいなと思って帰りでも見ました。

 

昭和の東大生なら、黒縁の牛乳びんの底メガネをかけててほしかったなあなんていう個人的な不満とは言わないけど感想を持ちましたし、戦争の始まり方の描写がちょっと単純すぎる気もしますが、ストーリーそのものは面白いと思いました。

 

主人公の顔立ちが現代っぽすぎる気もして最初は違和感もありましたが、和服が似合ってたので良しとします。(笑)

 

この俳優さんは「切羽詰まった感」がうまいなあと思いました。

 

もう一度見たいと思ったのは、じつは、この主人公が最後、「数式を渡してくれ」と言われ決断を迫られた時の顔をもう一度見たかったのです。そのために全編見直したようなものでした。

 

 

 

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東野圭吾のタイ語翻訳本

今日はタイ語の本。

実は今タイにいるんです。

私、タイ語はレストランのメニュー以外はろくに読めません(涙)。

 

でも本屋に行く用事は多く(自分の本探しではない用事。笑)、本好きのタイ人が身近にいます。

タイの大きめの本屋さんに行くと、東野圭吾コーナーができていたりします。

先日立ち寄った本屋では、(すでに何冊か東野さんの本を読んでいる)その本好きのタイ人が東野圭吾コーナーに立っていると、どこからともなく書店員が寄ってきて、東野圭吾本を語り始めたと言っていました。オススメは『ゲームの名は誘拐』だそうです。映画にもなっているとか。。。

(いや、ほんと知らなくてすみません。私は東野圭吾さんの本を読んだことがありません。。。図書館の予約数ランキングで上位を占めていたりするのを知っていた程度です。)

 

 

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「Aelfred's Britain」Max Adams, Head of Zeus

 お、初の洋書です。

とは言っても新しく買った本ではなく、うーん、ちょうど1年くらい前でしょうか。

ヴァイキングについての本を読みたいと思って、日本国外某国で探して見つけた「近い」(と思った)本がこれでした。

 

Aelfred's Britain: War and Peace in the Viking Age (English Edition)

Aelfred's Britain: War and Peace in the Viking Age (English Edition)

  • 作者:Max Adams
  • 出版社/メーカー: Head of Zeus
  • 発売日: 2017/11/02
  • メディア: Kindle
 

全500ページくらいあるんですが、付箋貼ってあるから多分170ページくらいまでは読んだらしい(もう覚えてなかったりするんです。。。涙)。

でもその時はかなり一生懸命読もうと頑張って、読むだけ読む、辞書引き引き読む、もう一回読み通す、とか何度も同じところを読んでのこのページ数なので、まあ努力は褒めていいかな(笑)。

 

これを読んで、日本に帰って図書館で早速ヴァイキングではなくアルフレッド大王の本を借りて読んでみました。

 

アルフレッド大王―英国知識人の原像 (朝日選書)

アルフレッド大王―英国知識人の原像 (朝日選書)

 

 でもこれ、完読はしてません。内容が真面目な雰囲気で詳しいのですが、ちょっと読み続けるのが辛かったです。

というか、アルフレッド大王は、ヴァイキングからイングランドを守ったというようなカッコよさに目が行くというか期待してしまうのですが、「大王」と呼ばれる所以はイングランドを国として基礎を築いた、という案外と地味な(でも重要な)功績によるらしいです。つまり、法律や指揮系統を整えたとかそういう事務(というのかな?)。

そういう政治体制みたいな内容を読むってういことに慣れていないので、完読できなかったです。イングランドの歴史って案外そういう側面が多い気がします。王様に対して貴族側の権利を認めさせるとか、税金をどうするかとか、そういう項目、多かったですよね。

 

と、古い本を見つけて思い出を書いてしまいましたが、この先、この本どうしよう。今の気分でいうと、英語勉強用と割り切って書き込んだりマーカー引いたりしてみたいんですな。(私、本はきれいに読むタイプです)

 

。。。書き込みとかしながら読むとまた違った読書体験になるかも。

 

 

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『子どもから大人までスラスラ読めるJavaScriptふりがなKidsプログラミング』インプレス

タイトル長い。さらに副題みたいに「ゲームを作りながら楽しく学ぼう!」ともあります。

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でもこれだけ長いしっかりしたタイトルだと、もう説明いらないですね。

 シリーズになっていて、この他にも Unity、PHPRubyとかあります。

JavaScriptの次はRubyも知りたいと思っているのでちょうどいい感じかも。

 

イラストも多いし、これを買おうと思った決め手は、やっぱりわかりやすそうだということと、最後に簡単な迷路ゲームが出来上がるというところでしょうか。

迷路ゲームといったらウィザードリイを思い出す世代ですが、あれも単純な作りだったと思うんですよね。まあ、パーティを組んで成長していくというあたりはちょっと複雑かもしれませんが、迷路を歩き回るだけという点が。画面もシンプルでした。

あのゲームでワクワクした頃が懐かしい。。。。

 

プログラミングが学校でも教えられるようになるとかなったとかで、時代の進歩というのは、みんなが変わっていくのではなく、新しい人が育っていく、古い世代が押しやられていくことなのかと思い知った次第です。

若い人たちと張り合いたいとかいう気持ちはこれっぽっちもありませんが、全く取り残されていくのもなんだかなーなので、今更といった感じプログラミングをせめてもう少し「知ろう」と思いました。

 

 

プログラミングの独習は何度か挑戦したことはあるんですが、網羅的なテキストを見ていっても全体像をつかんで何ができるかななんて考えられるようになる前に挫折するのが常でしたので、今回は目先の具体的なゴールを目指してとりあえず何かを作るという点から、この本を選びました。

いや、他にも、子供向けに書かれた本で分からなかったらもう諦めていいかなということも考えましたけど。。。

JavaScript を選んだのは、初心者向け、ゲームつくりたい人向けだと聞いたからです。ゲーム作るならRubyJavaScriptとか何とか。

頑張ります。

 

 

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『歴史を掴む技法』山本博文 新潮新書

前にも書いたか書いてなかったか、12月は旅行が続くので、ゆっくり本を読んでブログ書く時間はあまり取れなさそうです。別ブログの整理も兼ねて、なるべく更新はするつもりです。

 

今までのように図書館の貸出期限に追われたり、同時に何冊も手元に置いて気が散ってツマミ読みしかしてなかったりということにはならないだろうから、逆に普通の読書時間が持てる、と言ってもいいかもしれません。

この機会に本との付き合い方を見直したり、別のスタイルで読書を楽しんだりしてみます。

 

図書館から借りている本も、明日には全部返却しておきます。直前にバタバタしないように。(いや、すでにもう直前だ。。。)

 

今回初めて借りた『歴史をつかむ技法』は、まだ序章と第一章の一部しか読んでないんですが、これは絶対全部読む!と決意しました。

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序章を読んで、こっちの動きを読まれている〜!と思いました(笑)。

 

実は歴史あんまり知らないな〜と突然思ってしまったり、歴史をもっと知りたいなあとおもって本を読み始めたものの、いつまで経ってもわかった気がしないなあ〜とか思うことや行動が、よくあるパターンであったと知り、安心したと同時に、単に知識を増やそうと頑張っていただけなのだとわかりました。

 

この本は「ではどうしたらいいのか、という問いにヒントをくれる本」という風に今のところ理解しました。

 

ものごとを理解するためには、車の両輪のように「知識」とその知識を活かすための「思考方法」の二つが揃うことが大事だとよく言われます。片方の車輪が回るだけでは、同じところをぐるぐる巡りつづけるばかりで前には進めません。

「知識」がスポーツにおける基礎体力だとすれば、その基礎体力を活かして良いプレーに結びつけるのは、個々の競技におけるルールの把握、それに基づく作戦の立て方、そして競技の特性にあった身体の使い方を身につけることであるはずです。 これを「技法」と呼んでもよいと思いますが、歴史の学びにもきちんと技法と言えるだけの正しい思考の方法があるのです。技法と言うと単なるハウツーと勘違いされそうですが歴史を学び、探求する上で必要な、理性的で、論理に沿った、基礎的な思考の方法のことです。(3~4p)

 

 

ああ、そうですねー、知識が増えれば自由に歴史を扱える(とでも言いますか)ようになるとなんとなく思っていました。言われてみればルールも知らなかったんですね。

 

まだ序章と第一章の一部しか読めていませんが、一旦返却します。再会が楽しみです。 

 

そういえば、同じ著者のこっちの本もまだ完読していなかった。

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『おいしく世界史』庭乃桃 柏書房

楽しく読みました。なにしろ、歴史と料理、私の好きなテーマの組み合わせです。

歴史の本を読むときにも深みを感じられるし、料理を作ったり食べたりするときにも歴史を思い浮かべたりして楽しめます。

タイトルは世界史、となってますが、まあ、ヨーロッパのことです。

 

全部で7章プラス終章の8章仕立て。

 

私が一番面白いと思ったのは、第1章の「ローマとゲルマンの遺産 南のオリーブオイルと北のバター」でした。イタリア、ギリシャなどでオリーブから油が作られていたのに対し、北ではオリーブが育たない、運ぶのも困難、運んでも劣化してておいしくないという状況。

北(アルプスの北)ではラードやバターが使われ、棲み分け(?)されていたが、物流が盛んになるにつれ、次第に裕福さを誇示するためにわざわざ遠くの物品を取り寄せるようになるなんてあたりは、クスッと笑ってしまいますね。

歴史は人間心理もファクターとして見ていかなくては理解できないという面白い例ですね。

他に、イースター、アスパラガス、チーズ(パルジミジャーノ・レッジャーノ)、ハーブとスパイス、ハロウィーン、トマトとジャガイモ、クリスマスとカーニバルと行ったテーマがレシピとともに取り上げられています。

そして、レシピにはQRコードがついていて、レシピサイトNadiaにとべるのだとか。さらに詳しく作り方などが載っているようです。

 

。。。と、いま少し確認して見ましたら、オリーブオイルとバターについてのサイトページは本の内容とほぼ同じ。どこが違うかというと、サイトページには参考写真が多く載っているという点。全部の章がサイトに載っているのかどうかは確認してませんが、あとがきによると、サイト企画が先で、それを元にできた本のようです。なるほど。

Nadiaサイトでも、同じ名前「庭乃桃」という名前で登録されています。

Nadiaでのコラム一覧のリンクを置いていきますね。

一覧だけみても、どのコラムがこの本に載っている内容なのかはわからないようです。

私が一例に挙げた「バターとオリーブオイル」についてのリンクはこちら。

 

 

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『あな吉さんのゆるベジ フードプロセッサーで野菜どっさりレシピ』浅倉ユキ 河出書房新社

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最近のレシピ本は、タイトルが妙に長いのが多くて、あるいは、どこからどこまでがタイトルなのかわからないものが多いです(全部なのでしょうが)。

この本も、実は上記タイトルの前に「肉・魚・卵・乳製品・砂糖・だし不要!」と吹き出しがついています。いや、本当に野菜だけってことですね。

 

なので、ちょっと精進料理っぽいというか健康道場みたいなところに行ったら出てきそうな料理が多いです。

私が興味を惹かれたのは、「キュウリの塩餃子」。中身が本当にキュウリと生姜、塩、コショウのみ。パン粉も少し。もし想像した通りさっぱり系の餃子になるなら、ちょっと知っておいて損はないレシピだと思う(私の生活において)。

あと、青梗菜で高菜チャーハン風になるというものも、何かの時に便利そう。どれだけ満足できるものなのか試してみる予定。

 

 

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